よくよく考えてみると今年は結構海外に行っているのである。
台北、香港、フィレンツェ、ベネチア、ミラノ、パリ、そしてバンガロールだ。初めてのアジアツアー的なんだけど、ヨーロッパしか知らないボクにはかなりの衝撃であった。東アジアに関していうと、完全に中国語圏である。日本と韓国以外はかなり中国語が通じる。英語も観光の要所では通じる。そういう風にアジアを眺めてみるとなんと日本の閉鎖的なこと。しかも国土もちっこいものである。首都の東京でどこまで英語通じるか?と考えるとはなはだ心許ない。そういうボクもどの程度英語できるか?と聞かれれば、まあ、道聞かれれば答えられる程度である。
逆に考えれば、よくもまあ、こんな国が世界の金持ち国のひとつに成り上がったものだとは思うけれども、今後そんな風にはいかねーんじゃあねーか?とアグレッシブなアジアの人たちを見て思ったわけである。
世の中の右傾化も考えてみれば、そういう「たいしたことない日本」をうすうす察知している若者が屁のツッパリ的に最後のあがきと考えられなくもない。もはや高度成長もバブルもない。局所的なものはあるかもしれないけど…。なんか別に日本が盟主にならなくてもいいとは思うが、「美しい国」とか言っている美しくない人が首相になってしまったことで、右傾化著しくなること間違いなし。
インドもそうだけど、僕自身衝撃を受けたのは、どちらかというと反省に近い。あまりに知らないのである。まあ、隣人を知らないわけで、アジアを飛び越えてアメリカやヨーロッパについてはそれなりに詳しかったりするわけで、そんな自分自身に衝撃を受けたのである。「やばい…」って感じ。ここにきて、そんな調子である。
日本は戦後60年とか言っているが、中国は内戦があり、台湾にいたっては李登輝が総統になるまで(80年代だ)戒厳令が引かれていたし、ベトナム戦争もあったし、そもそも戦後の記憶のスパンが日本とはまるで違う。
戦争の記憶が風化している日本と、まだ祖父や父親が戦争の経験者である国とはおのずと政治や国に対する意識が違うのである。日本の若者が「なかよくすりゃいいじゃん」的、不勉強無知白痴脳天気無教養的発言とも違うし、「北朝鮮を攻めろ」的、極右反動的歴史無理解仮想敵想定悪魔化政治音痴とも違うのである。特にアジアを神聖視するわけではないが、もうちょっとリアルというかオトナな気がした。
そんなわけで、自戒を込めてうっかり日本的閉鎖的発言しないように勉強しないとね…と思ったわけであります。これまで西洋の裏返しとしか考えていなかったからね。みんなもっとまともか…ボクが知らないだけ?かな。反省。









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