1967年三重県生まれ
小学校、中学校を神童と崇められ、世界をすべて理解したと思った。
■高校時代:幼き神童は、多少世界の広さを認め始め、
お笑い、ロック、そして思想の奥深さを知る。
■浪人時代:2年間名古屋のK塾に通う。
ただの凡人であることを認めざるを得なくなる。
一枚のコインを握りしめて、深夜のドーナツ屋で泣く。
哲学を意識する。
■大学生の頃:東京の大學は変人揃いであった。
激しい躁鬱を経験する。自分は世界で最も孤独だと傲慢に感じる。
鏡を眺めながら酒を飲む。
「ボクは20歳だった。それが人の人生の最も美しい季節だとは誰にも言わせまい」ポール・ニザン
■パリ遊学の頃:世界は広かった。
ヨーロッパ文化の深さを知る。
しかし、ある日の朝めざめると耳が赤く腫れ上がり2倍の大きさになっていたのには驚いた。
未だに原因不明である。
■大学院浪人中:日本で一番貧乏だと大げさに思う。
売れ残りメロンパンの日々。
救いは、文学と淡い恋心であった。
■大学院の頃:激動の精神状態。
天国と地獄を味わう。
一年は最も充実した哲学者への道であり、
もう一年はいばらのようでありました。
修士論文は高い評価を受ける(絶賛!ホントだよ)ものの、哲学者への道を断念する。
人間惜しまれるうちが花なのよ…と思いつつも、
要するに挫折。
■サラリーマン時代:職務経験ゼロの30歳前。
雇ってくれるところなどどこもなく、教授から話のあったITベンチャーに就職。
まったく前向きにはなれず、ラグビーのように前に走っているがパスはうしろに出す。
あるいはエビのように前は向いているが常に後に下がる日々。当然のごとく1年で辞める。
■現在:行き場がないのでしょうがなく会社のまねごとを始める。
仕事のパートナーは2人。随分助けられるが、方向性の違いからそれぞれ別の道を歩む。
最先端だが最貧困のITベンチャー社長、
ネットバブルの波乗りに乗ることもできず、生かぬよう、死なぬようだらしなく生きている。